La Sagrada Familia
La Sagrada Familia
ガウディの世界遺産のひとつで、2026年完成予定のサグラダ・ファミリアです。実は、2010年に始めてバルセロナに行ったときも見たので、2回目です。何度見ても圧倒されるすごさです!!!1回目の際には、まだ建設中だった教会内部が、今回は完成していました。音響に関しても、バルセロナ中に鐘の音が響き渡るようにと計算されて建築されています。各々のステンドグラスは、全て異なり、日光により光が反射し、自然の光と音響のきらめく巨大な空間が、森のような巨大で美しい柱に支えられていて幻想的で神秘的です。何度見ても、声を失うすごさです。是非とも完成作品見てみたい!!そして、ここでの音楽、聴きたい!!9年後の自分、想像つきませんが。しかし、およそ9年前の2009年に始めて、国際フェスティバルに参加する為にバルセロナに行き、まさかまた来られるとは思っていなかったので、何が起こるかはわかりませんよね。世界中からのたくさんの専門家の人たちが、この聖堂の建築のために関わっており、自分の生涯を捧げるかのようにガウディの意思をついで更なるよいものを目指して制作しており、天才の意思を結晶化した巨大な作品ですよね。高さも完成したら、教会で世界一位になりますよね。色々と考えさせられます。
アントニ・ガウディ 「神は急いでおられない。焦らなくていい」。
現在まで既に30年以上、建築に携わっていらっしゃる日本人の彫刻家の外 尾悦郎さんが、著書『ガウディの伝言』でこのように言っています。
「幸せというのは、現在どれだけのものを持っているかというより、未来にどれだけの希望を持っているかということにかかっているのではないでしょうか。』
このサグラダ・ファミリア、建築当初は、バルセロナの保守的なゴシック建築家のフランシスコ・デル・ヴィラールが頼まれてとりかかり始めていました。しかし、翌年、プロモータのボカベーリャと意見があわずに辞めてしまいます。そして、当時、若手の建築家であったガウディに仕事がまわったとのことです。最後まで何がおこるかわからないですよね。だからこそ、希望をもって前向きにすすまなくてはですよね。
2017年3月3日金曜日